🟠 ストレージ系
TLC NAND
1セルに3bit記録するNANDフラッシュ、現在の主流
別名・略称: TLC Triple Level Cell 3bit/cell NAND
🧾 概要
1セルに3bit記録するNANDフラッシュ、現在の主流
何ができるか
- 大容量化と性能のバランスが良い記録方式
- 民生用SSDの主要部材として広く採用
- SLC/MLCより低コスト、QLCより高耐久・高速
- ゲーム・一般用途で十分な性能を提供
特徴
- 1セルに8段階の電圧レベルで3bit記録
- 書換え耐性 約1,000〜3,000 P/Eサイクル
- TBWは MLC より少ないが QLC より多い
- 3D NAND技術で容量を積層拡大
図解
セル記録ビット数比較
┌──────────────────────────────────┐
│ SLC : 1bit/セル 寿命◎ 速度◎ 価格✕│
│ MLC : 2bit/セル 寿命○ 速度○ │
│ TLC : 3bit/セル 寿命△ 速度△ ◀│
│ QLC : 4bit/セル 寿命✕ 速度✕ 価格◎│
│ PLC : 5bit/セル 実験段階 │
└──────────────────────────────────┘
仕組み
- フローティングゲートに保持する電荷量で値を表現
- 多bit化で同セル面積あたりの記録密度向上
- ECCとSLCキャッシュ動作で実効性能を補強
構成要素 / 種別
- 2D TLC — 平面構造、旧世代
- 3D TLC — 縦方向積層、現在主流
- 高層化TLC — 200層超で大容量化
■ ユースケース
- 実務:自作PC向けSSDの主流NANDで、コスパ・性能のバランス型
- 比較・選定:/posts/ssd-makers-comparison/
■ 関連用語
- SSD — TLC NANDの搭載デバイス
- TBW — TLCで影響する寿命指標
- DRAM キャッシュ — TLCでも性能差を生む要素
- NVMe — TLC SSDの主流接続規格
■ 関連サイト・詳細な文書
- Samsung NANDメモリ — メーカー公式
- Micron NANDテクノロジー — メーカー公式